Date2022・11・23
秋定と亥鼻祭を終えて
Hrパートの吉岡隼之介です。
部日誌の順番が回ってきて、『ああ、幹部になったんだなあ』と改めて実感します。
秋の定期演奏会が終わってから今まで、引継ぎや選曲、OBOG会、大学祭と考えることがたくさんあり、感傷に浸る時間もほとんどありませんでした。ですから前幹部の引退と、自分たちが音楽部を受け継いだことをしみじみ感じているのは、大学祭が終わって一段落ついた今が初めてかもしれません。
思えば前幹部は、コロナが明けて最初に定期演奏会を開催した代でした。日々の活動は勿論のこと、久しぶりの演奏会運営に際し諸々の準備にも大変苦労なさったことでしょう。そんな中で無事に幹部をやり遂げ、また丁寧に仕事を引き継いでいただき、本当に感謝の念に堪えません。
幹部を引き継いでからより一層、活動を運営する大変さを思い知りました。亥鼻祭は僕が初めて関わったイベントでしたが、自分の領分にありながら把握しきれない物事も数多くあり、外務として反省の残る亥鼻祭でした。
それでもアンサンブルやtuttiを大きな失敗なく終えることができたのは、他の幹部や幹部下の協力あってのことです。直前に急に仕事を回すこともありましたが、皆快く応じてくれたおかげで何とか滞りなく進めることが出来ました。ありがとうございました。
亥鼻祭あってのことか、最近よく仕事をしているだとか、楽器がとても上手くなったとか言ってもらえる機会が増えました。嬉しい反面、そういった自分に対する褒め言葉には若干の後ろめたさも感じます。
というのも今の僕が上手くやっているように見えるなら、きっとそれは前幹部の働きが良かったおかげだからです。幹部を継いだばかりなのに頑張っていると思うなら、それは前幹部が精確で詳細な引継ぎをしてくれたからです。楽器が上手くなったように見えるなら、それは前パトリやトップが良い手本となってくれたからです。
ことパートの前幹部には、とても世話になったし迷惑もかけました。僕は練習態度は良くないし、予定は出さないし、お世辞にも良いパートメンバーではありませんでしたが、2人がしっかりとパート練・セク練を見てくれたおかげで、楽しく練習できました。自分の練習はもちろん勉強や、広報外務の仕事も忙しかったはずなのに、パートのために頑張ってくれていた2人を心から尊敬します。
だから、今僕が仕事をするモチベーションの半分くらいは前幹部への感謝、敬愛からくるものなので、廻り廻って先輩や同期が頑張っていたってことなんだと思います。これから外務を務める中で、演奏する中で、失敗や反省も多々あるでしょうが、自分がしてもらったことに見合った分の働きをできるよう努めます。願わくば、自分が幹部を終えたときに、前幹部からもらったものと同じだけのものを次の幹部に残せれば幸いです。
20M Hr 外務 吉岡