ミレニアム懸賞問題

こんばんは。

部日誌を書くのはこれで3度目です。入部直後に1回、幹部代春定で1回、そして幹部代秋定の今回で1回です。何度目になっても、何を書くべきかさっぱりわかりません。いったい部日誌に何を書いたら良いのか、この問題は世間ではリーマン予想やポアンカレ予想に並ぶ、21世紀最大の難問として知られています。

特に俺はどうも考えていることを言葉にするのが苦手で、毎回書こうとするたびに思考があっちこっち取っ散らかって何が言いたかったんだか分かんなくなっちゃいます。とりあえず今回は幹部1年やって思ったこととか、つらつら書き連ねます。長くなりそうだから暇なときに読んでね。

 

改めまして20Mホルンの吉岡です。幹部としての仕事は外務をやっていて、運搬通知とかを流している人です。色々やっていますが、地味でパッとしないので印象に残らないかもしれません。覚えられない人は、顔が良いので顔良し、もじって吉岡と覚えてやってください。

外務って何?と思った方のため簡単に説明すると、何でもやる人です。練習場所の確保、楽器の運搬、トラックやレンタカーの手配、演奏会当日の運営等々……他の団体が関わる事柄は大体外務が一枚かんでいます。やることが多くて大変ですが、お陰で色々な人と関わることができた1年だったように思います。

 

1年間幹部を務める中で、協力してくれる方への敬意を忘れないこと、幹部下に楽しく過ごしてもらうことは大事にしたいなと思っていました。

協力してくれる方というのは、指揮者/トレーナーの先生であったり、エキストラの方であったり、ホールスタッフの方であったり様々です。音楽部の日々の活動や演奏会の運営は、たくさんの人々に支えられて成り立っています。関係を維持するための適切な待遇やマナーを怠れば、個人の信頼以上に団体として信用を失うことになりかねません。支えてくれる方々との信頼関係を蔑ろにするような部活ではありたくないし、後の代のためにも、そんな部活だという印象を与えないよう活動したいというのが俺の目標でした。
とはいえ俺個人は結構ずぼらな人間なので、社会人として真っ当な振りをする(出来ていたのか?)のにも苦心しましたが、外部の方に少しでも「ゐのはな音楽部って礼儀をきちんと弁えているな」とか「気持ちよくやり取りできたな」と良い印象を持っていただけたなら、猫をかぶった甲斐があります。

外部の方への感謝は、外務だったからこそ特に強く感じられたように思います。幹部は終わりますが、活動を支えてくれている方への感謝はこれからも忘れずにいたいものです。

 

もうひとつ大事にしていたこと、幹部下に楽しく過ごしてもらいたいというのは、誰しも考える当然の志かもしれません。幹部代になると係の役割やら練習の監督やら仕事が多くなります。だからこそ幹部下のみんなには、今は難しいことを考えず部活を楽しんでほしいと思います。
そのうち幹部になって仕事を片付ける中で、ふと「なんでこんな面倒なことやっているんだろう」と考えたときに、やれ良い乗り番が貰えるからだとか希望曲を通しやすいからだとか色々理由はあるでしょうが、結局「部活が楽しいから」「音楽部に思い入れがあるから」が一番に上がります。帰属意識と言い換えてもいいかもしれません。今のうちに自分の居場所として音楽部を好きになってもらえたら、きっと幹部代になったときのやりがいに繋がると思うのです。

この1年(半年)楽しかったと、1~3年生が思ってくれるならそれ程嬉しいことはありません。ぜひ次の代、さらに次の代にもその気持ちを伝えていってください。

 

 

ここまで如何にも何かを成し遂げた風に偉そうに語っていますが、実のところ俺は外務としてそこそこ頑張ってきた一方、Hrパートとしての仕事は一個下のパトリに任せきりでした。だって彼女の方が楽器上手だし真面目だし誠実なんだもの。

実際、任せて正解だったと思います。練習の計画もパートメンバーの意見を聞きながらしっかり考えてくれて、練習以外でもメンバーと積極的にコミュニケーションを図ってくれて、最高に頼れるパトリでした。芯の太い演奏と、普段の謙虚な姿勢のギャップも推せます。

今気づきましたが、幹部同士はメッセージカード書けないのでここに簡単に書いとくことにします。1年間ありがとう。パートのことをいつも考えてくれているのに、自分の練習も決して怠らないあなたの姿がとても励みになりました。ホルンのリーダーがあなたで良かった!

 

ついでに、面と向かって言うのは癪なので絶対に口にしないですが、同期にもそこそこ感謝しています。俺は2年から音楽部に入りましたが、今日まで楽しく部活に励めたのは、同学年の部員達が温かく迎え入れてくれたおかげだと思っています。良い同期に恵まれました。
音大生ばり(ひょっとするとそれ以上?)に楽器上手いやつらもいれば、初心者から始めてメキメキ力をつけたやつらもいました。色んな団体兼任しつつも全力でメインのコンミスをやり遂げたやつ、モチベを失いそうになっても練習から逃げずに頑張ろうとしてるやつ、真摯に曲と向き合って、心削りながら最後まで練習見てくれた学指揮、みんなすごいやつらです。今までモチベーションを保って練習できたのは彼らのおかげです。俺よりずっとすごい彼らの存在が、この1年支えになりました。

 


同期幹部代みんなすごいやつばかりで、彼らに比べれば俺は全然すごくない、つくづくダメな野郎だと思います。大した仕事も出来ないし、楽器もあんまり上手くない。今日のtuttiだって楽章の出だし吹き損ねたり、散々だった。楽器を吹くのは楽しいし好きだけど、正直自分の音はそんなに好きじゃない。

でも来週の演奏会本番、俺が知ってるすごいやつらと一緒にすごい演奏が出来たら、きっともっと最高に楽しいだろうし、音楽をもっと好きになれると思う。だから、あと1週間全力で頑張ります!

よろしく!


20M 吉岡隼之介

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