Date2023・01・20
そろそろ発表されます、と言うか僕も知りません。期待した方はごめんなさい。てへ。でも多分皆さん大好きなあれになるはずです。乞うご期待。
改めまして、コントラバスパート、役職は譜選の清水です。とりあえず幹部持ち回りの部日誌なので譜選の話をして、パートの話をして、日誌的な何かを書いて終わりです。では譜選の話から、、、
まずは謝辞を。部員の方は毎回毎回選曲に付き合っていただきありがとうございます。クラシックにあんまり興味がない人もそれなりいるのに、候補が上がるたびに40分だの1時間だのの曲を拷問のように聴いて投票してくれていることを考えると頭が上がりません、、、。そして部長と後藤さん、僕がアンコールのアンケート取り忘れたり、そもそもアンケート取るのを丸投げしたりしているんですが文句も言わずやっていただいて感謝しかないです。ありがとうございます。
たまに譜選って何するのって言われますが、基本的には楽譜の用意です。といっても、ただ適当に用意するだけではダメで、いろんな問題があります。例えば版ですね。よくカルマス版とかブライトコプフ社とか言いますが、端的には楽譜の出版社名です。当然作曲者の原譜には間違い(後年の解釈でそうなる場合もあり。チャイ5とか確か最近改訂されてたはず、、、)や、あるいは作曲者が演奏を重ねるうちに改訂を加え(ブルックナーとか有名ですね)てる場所があるんですが、その訂正具合は版によって違います。なもんで指揮者の先生と同じ版を用意しないといけないわけです。なんでimslpを気軽に使えないかと言うと、どこが訂正してあるかわからないからですね。もしポケットスコアをお持ちでしたら見てみてください。どこをその出版社が訂正したか書いてあります。カリ1のカルマス版は本当に見つけられなくて(と言うか出版終わってて)大変でした、、、。マイナーな曲ヤダ、、、。最終的には先生のスコアといちいち比較することで、問題を解決します。
次にパートの話を。幹部上共の涙ぐましい努力によりなんとか新入生が入ってくれました。嘘です。今年も1人抜けるのにどうしろと言うのか、、、なんで上手い人からいなくなるの、、、?幹部上ーーー!!!!来年どうするのーーー!!面白い部日誌かけるなら新歓しなさい!!!と言う感じなんですが、これについては現実から目を逸らすことで解決できます。
今日は大祝のセク練でした。細かい動きの指がまだ追いつかないのと、伸ばしの音程がまだ甘いです。あとスラーの移り変わりで、次の音を考えるあまり前の音の処理がおざなりになります。弦楽器難しい、、、。大祝の山場はなんといっても今日死ぬほど練習した99小節目からの動きですね。コントラバスはチェロと一緒にシンコペをやっています。このシンコペは大きく99-101小節と、102-105小節に分けられます。102-105はようやく安定してバイオリンの裏にはめられるようになってきたんですが、問題はその前の101小節目ですね。ここはバイオリンが表で2拍伸ばしているんですが、これが明るい主旋なので短くなりがちなのと、その裏で僕らシンコペ組がオクターブ跳躍とかいう意識しても遅れがちな動きをしているのでとにかくズレます。今日は有難いことにコントラバスは僕1人だったのでパート内でズレる、と言うようなことがなかったのが救いでした、、、。まぁ耳を逸らすことで解決、、、しないので練習頑張ります。
前の部日誌の方も書いていらっしゃるとおり、カリ1もなんでも、西洋音楽はとにかく自分の動きがオケ全体に対してなんのためにあるのか、自分の動きを受け継ぐパートにどう繋ぐかを考えるのが大切なんですが、これが難しく、また楽しくもあります。個人的にカリ1、特に1楽章は、これが綺麗にできて初めてそれっぽくなりそうだなって思いながら毎回弾いています。本番まで後1ヶ月と少し、人生であと何回できるかわからないこの曲を、精一杯楽しんで演奏したいです。
期末レポートのノリで書いたら長くなりました。お付き合いいただきありがとうございます。
21L 清水
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